1.HIDキット購入

バイクのHID化には2つの方法があります。
  @ バイク用のHID kitを購入する。
  A 車のHIDを流用する。

@の場合、その車種別に専用のkitを出しているメーカーもあり、適合すれば完全ボルトオンが可能だが、価格が高いというデメリットもある。
Aの場合、流用する分、多少の加工が必要となる場合がある。また、ヘッドライト内のクリアランスの関係もあり、いざバルブをはめようとしてもヘッドライトケースに入らないという場合もある。そのかわり流通量が多く、比較的簡単に手に入り、オークションなどでも価格帯もバイクに比べると比較的安価。

代表的なHIDメーカー

アブソリュート

残念ながらZRX400用の専用キットは無いものの、汎用キットがあるので、ZRX400にも装備可能。しかし、価格帯が一灯Loのみで50,000円〜、Hi/Lo切り替えになると70,000円を超えてしまう。モノは定評があるので、予算に余裕があるならアブソリュートでしょう!!


サンヨーテクニカ

悪名高きサンテカ。バイク用フルキットは12,000円くらいでネットショップで見かけます。が、これだけは避けたほうがよいでしょう。安いは安いですが、暗いし、壊れやすいです。ホームセンターなどでも売ってますが、クレーム件数が半端ないと聞きます。苦労して搭載してもすぐにバラす羽目になるのは確実です。なんでこんな製品を売るんだろう。


ソーラム

純日本製のHIDキット。価格帯もアブソリュートと同程度で実勢価格60,000〜80,000円くらいと高価。それくらいの金額を出しても後悔はしないという評価を良く聞く。実際ソーラムを使っている人を見たことがないので、なんとも言いがたいですが、悪い話は聞いたことがありません。。。


さんざん調べた挙句、価格帯からアブソリュート、ソーラムは予算オーバー。サンテカは信頼性の面からアウト。こういうときはyahooオークションを覗いてみましょう!あるじゃないですか、良さげなモノが・・・。そして、そのまま買っちゃいました。

HID

HID

8,950円で落札。6000kで、Hi/Lo切り替え式(Hiはハロゲンですが・・・。)。
今はいい物いっぱい出てますね。当時は品数も薄く、この商品でも劇的だったのですが。。。
今のヤフオク(2008.04.21現在)ではHi/Loスライド切り替え式のHIDが12,000円前後で販売されています。
色温度ですが、私は6000k前後が一番視認性とファッション性のバランスが取れていると思います。
6000kは日中の太陽光と同じといわれていますが、まさに真っ白な光を発してくれます
これが8000kだとブルーが強くなり、雨の日なんかはライトを消えてるんじゃないかというくらい見にくく、暗く感じます。
これが4000kだと、黄色が強くなり、なんだかチューンナップしたカンジが薄くなってしまいます。視認性はgoodですけどね。

2.搭載

まず、最初に驚いたのは説明書が付属してないということでした。まぁ、HIDの基本的な構造はどこのメーカーでも一緒なので、他のメーカーの説明書を参考にしました。実際装着してみると、間違えようがなかったのですが(汗)。この製品は基本ハーレー用らしく、バラスト・イグナイタからヘッドライトまでの配線が極端に短く、延長を余儀なくされました。しかし、バルブへとつながる配線は高電圧がかかる場所なので、自作するなら絶縁をしっかりしないと漏電し、配線間でスパークしてしまいます(経験済み)。逆に言えば、高電圧に耐えられる配線で、しっかり絶縁するならば、自作してもOKです。

HID

ついでにLEDポジションランプを増設。配線はテールランプのポジションから引っ張りました。何故かウインカーのポジションから引っ張っても点灯しなかったので・・・。ポジション点灯したらこんな感じです。

ポジションランプ

HID点灯すると・・・

ポジションランプ

まじで明るいです。価格が価格なので大満足の結果です。現在搭載から約1年半経過しておりますが、何のトラブルも発生していません。ウィークポイントとしては・・・Hiにするとハロゲンランプの小さいのが一発なので、ホントに暗いです。近いうちにHiでHi/Lo同時点灯型に配線を改造しようと思います。

3.今だったら?

ポジションランプ

yahooオークションに気になる品がありました。希望落札価格10,500円。Hi/Loを電磁石で切り替えるタイプ。E-フロンティアの商品ですが、以前はyahooショッピングのみでしたが、今はyahooオークションにも登場しているようです。これだったらHiの配線を加工することなく、HiもHIDが使えます。


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