2008.04.24〜
減光装置
テールランプをLED化するときに問題になるのが、ブレーキランプとポジションランプの輝度の差を調整することです。一つのLEDで2段階の光量を表現しなければならないので、一番単純な方法としてはカソード側の入力を2Lineにして、それぞれに大きな抵抗値の抵抗と小さな抵抗値の抵抗を接続し、大きな抵抗をポジション側、小さな抵抗をブレーキ側に接続するという方法があります。しかしそれでは配線が複雑になったり、抵抗を1つのLED直列回路に対して2つの抵抗をつける必要があるので、スペース的にも問題があります。 そこで、必要となるのがパルス幅変調式LED減光用ユニットです。これはユニットにポジション入力・ブレーキ入力を接続し、ユニットからLEDに一本の配線を接続するだけで、2段階の光量を表現できます。ブレーキの入力時はフル点灯し、ポジション入力時は減光して点灯します。しかもポジションの減光量はドライバーで調整できるようになっています。
点滅装置
ウインカーをLED化するときに問題になるのが、純正のウインカーリレーを使用するとハイフラになってしまうことです。これを解消するためにはLED点滅部品セット」を採用します。これによってW数に関係なく安定した点滅を得ることが出来ます。また、点滅速度を無段階で調整することも可能となります。
この二つのユニットは↓コチラ↓で購入可能!!
配線図
ユニットはこんなカンジでバイクに実装してあります。
ウインカーのLED化
これは前回作成したLEDウインカーをそのまま使用します。
作り方はテールと同様ですね。なので手順は割愛します。
趣味が悪いとよく言われますが、私は純正のでっかいウインカーが好きなので、そのまま純正を再使用しました。
以上で終了です!こういう細かい作業はなかなか疲れますね・・・。
でも、仕上がりには満足しました。夜中にLEDの美しい発光に暫く見とれていました。
結局費用的には結構かかりましたが、それでもAssyで既製品を買うよりかは安く済んだのではないでしょうか?
LED化はランニングコストの面でも安全面でもファッション性でも是非オススメのチューニングです!